これはスゴイ!!モーラナイフが黒錆加工でカッコよくなりました!!
先日購入した、モーラナイフを黒錆加工してみます。
↑↑↑ このナイフが黒光りするらしいです。
さらに男前になるのでしょうか?!
ちなみに、『モーラナイフ』と検索すると
『モーラナイフ 黒錆加工』と上位に検索エンジンに出てきます。
けっこうメジャーな作業のようです。
カーボンスチールは錆びに弱く、放っておくと直ぐに赤錆が発生するようで、
それを抑えるのが黒錆とのこと。錆には錆を的な?!
黒錆は自然に出来るものではないので、人工的に作ってあげるようです。
それによって、カーボンスチールの錆に対する強さが飛躍的に向上するとのこと!
※ ステンレス刃には黒錆加工が無意味なので注意してください。
液につけても、なにも変らないそうですよ。
必要な材料は、
・濃い紅茶 (タンニンが効くらしいです)
・お酢 (もしくはレモン汁:ポッカレモンでも可)
・ペットボトル
以上!!
これは、とてもお手軽そう!!
まずは準備です。
最初はもちろん、汚れ落としです。
皮脂が残っていると、そこには黒錆が付きませんからシッカリと行ってください。
また切れ味がイマイチでしたら、ここで研ぎましょう。
黒錆加工後の研ぎは、研いだトコロの表面加工がなくなってしまうようです。
次に濃ーい紅茶を作ります。
100mlに対してТパック1個使用しました。
沸騰したお湯に、パックを破って取り出した茶葉を直接鍋に投入して
5分くらい煮詰めました。(400mlの濃い紅茶を作りました)
(その方が確実に濃いタンニンが抽出できると思いました。)
水400mlで作りましたが、実際出来上がった濃い紅茶は200ml~250mlとなりました。
約1/2の量になったので、参考になさってください。
そこにお酢を加えてナイフを投入。
割合は紅茶:お酢=7:3もしくは8:2というのをよく拝見します。
神経質に測らなくても好さそうです。
私も目分量で入れました。
そして、しばらく待ちます。
・・・が、待ちきれずに、10分後にちょっと見てみます(笑)。
おぉ!付いています!
10分しか経っていませんが、ちゃんと黒くなっています。
そして、1時間後というと・・・
うわ!か、かっこいいーーーー。ちゃんと黒い!
写真では大きく変化がないように映っていますが、
1時間後の方は深みのある黒になっています。
ニオイはというと・・・、鼻を近づけるとお酢のニオイがします。
うっすら鉄のニオイもします。
部屋に充満するほどではないので、安心して室内で作業ができます。
これを更に2時間ほど放置しました。
そして・・・
おぉ~、黒い!!!
テンションが上がりますーーー。
しかしここで絶対にブレードを触ってはいけません!!
軽く(本当に軽く)水で洗い落として、水を切ってから、即ドライヤーで乾かします。
この際、刃先を下に向けて、片面づつ 一気に乾かします。
交互にちょっとづつ乾かしていくと
乾きムラが出来てしまいますので ご注意を!!
この『交互に』というのは、表を半分くらい乾かしたら、
裏返して半分くらい乾かして、また今度は表側・・・
とコロコロ乾かす面を変えることを言います。
最初、私はこの方法でムラが出来ました(笑)。
実は♯1000→♯1200の耐水ペーパーでやり直しをしています!!(爆)
そして今回、行えば行うほど黒くなるのかを試してみました。
(都度、液は作り直しています。)
1回目
実は乾かす前に写真を撮ってしまいました。乾燥するともう少し黒っぽい色でした。
(正確な比較ができておらず、申し訳ありません・・・。)
2回目
こちらは乾燥後に撮影しました。1回目よりかなり黒くなっています。
3回目
???今回はほとんど変わらないです。
回数を重ねるごとに深みのある黒刃になると思っていましたが、
私の場合は2回で充分ということになりました。
最後に、
私はオリーブオイルを塗って、気持ちばかり錆止めを行います。
不乾性油(椿油、オリーブ油)であれば使用できます。
半乾性油(菜種油)や乾性油(アマニ油、エゴマ油)
は固着してしまうので使用しない方が無難と
日本刀のサイトですが記載していました。
機械油(防錆潤滑剤)も使えるようです。
しかし食材を切る可能性があるので今回は使用しません。
before
after
また、黒錆加工の効果は永久に続くわけではないので
コーティングがとれると赤錆が発生します。
その際は、再び黒錆加工を行って、コーティングをします。
自然光で撮影
真っ黒です。すっごくカッコいい・・・。
ちなみに、ここまで手順をウンチク言いましたが・・・・
ガンブルー液という溶剤を使えば
短時間でナイフの黒錆加工ができるようです(笑)。
3,000円前後で購入できます。
楽天市場さんより:バーチウッド スーパーブルー ガンブルー液 90ml
しかも!ステンレス用もありますので、興味のある方は是非試してみてください。
Amazonさんより:G.スミス.S シャイニーブルー ガンブルー液 - ステンレス用 - 100ml
ご訪問、ありがとうございます
この記事へのコメント
こんばんは~^^
見た目が黒い刃物って
凄く切味が良いように見えるし
なによりカッコイイですね!
そして、薬品でやるより
余っても使い道のある
紅茶やお酢でやるのがイイですね~^^
見た目が黒い刃物って
凄く切味が良いように見えるし
なによりカッコイイですね!
そして、薬品でやるより
余っても使い道のある
紅茶やお酢でやるのがイイですね~^^
tamacoさん、こんばんは。
モーラナイフも黒錆加工ってやるんですね。オピネルについて検索していて、知っていたのに盲点でした。
ナイフだから当然ですよね。σ(^_^;)
黒光りするブレードはカッコイイですね。
自分もマネしてみようと思います。(*´艸`*)
モーラナイフも黒錆加工ってやるんですね。オピネルについて検索していて、知っていたのに盲点でした。
ナイフだから当然ですよね。σ(^_^;)
黒光りするブレードはカッコイイですね。
自分もマネしてみようと思います。(*´艸`*)
WAN CAMP ケンタさん、おはようございます。
カッコよくなりましたよね!
身近なもので出来るのも手軽でハードルが低いです。
濃く煮出して余った紅茶は
牛乳を加えて飲むととっても美味しかったです♪。
新たな発見でした(笑)。
カッコよくなりましたよね!
身近なもので出来るのも手軽でハードルが低いです。
濃く煮出して余った紅茶は
牛乳を加えて飲むととっても美味しかったです♪。
新たな発見でした(笑)。
ブレンさん、おはようございます。
油を塗ると、黒光りしてカッコよさにしびれますよ!
手軽な材料でできるので、ブレンさんも是非!!
週末は出陣できましたでしょうか?
ブログ楽しみにしていますね~。
油を塗ると、黒光りしてカッコよさにしびれますよ!
手軽な材料でできるので、ブレンさんも是非!!
週末は出陣できましたでしょうか?
ブログ楽しみにしていますね~。
こんばんは〜。
tamacoさんは、カスタムの範囲が広いですねー。
塗装から黒錆までとは。。。
友人がオピネルを同様に紅茶で黒サビ化してましたが、
若干黒が薄い感じでした
2度、3度と同じにすると、黒が深くなっていくんですね。
(ちなみに友人は専用液を使ったら、一気に黒になってました。)
黒サビ化してみたいなーと思いつつ、
そんなに良いナイフ持ってなかったー(^◇^;)
モーラナイフも、色々種類があるので、
欲しいなーと思いつつ、
なんとなく買えずにいます。。。
tamacoさんは、カスタムの範囲が広いですねー。
塗装から黒錆までとは。。。
友人がオピネルを同様に紅茶で黒サビ化してましたが、
若干黒が薄い感じでした
2度、3度と同じにすると、黒が深くなっていくんですね。
(ちなみに友人は専用液を使ったら、一気に黒になってました。)
黒サビ化してみたいなーと思いつつ、
そんなに良いナイフ持ってなかったー(^◇^;)
モーラナイフも、色々種類があるので、
欲しいなーと思いつつ、
なんとなく買えずにいます。。。
ともパパさん、こんばんは。
そうなんです。
1回目より2回目になるとより深い黒に染まりました。
モーラナイフはリーズナブルな価格なので、
是非欲しいものリストに!
飲み1回分も満たないと思います(笑)。
そうなんです。
1回目より2回目になるとより深い黒に染まりました。
モーラナイフはリーズナブルな価格なので、
是非欲しいものリストに!
飲み1回分も満たないと思います(笑)。
こんにちは~
黒錆加工ってこんなにカッコよくなるんですね!
錆には錆?これをやると赤錆ができなくなるんですかね?
切れ味は変わらないの?
刃物ってなんだか見てるだけで、ぞくっとします。
紅茶とお酢の力ってすごい。
黒錆加工ってこんなにカッコよくなるんですね!
錆には錆?これをやると赤錆ができなくなるんですかね?
切れ味は変わらないの?
刃物ってなんだか見てるだけで、ぞくっとします。
紅茶とお酢の力ってすごい。
dekoponさん、こんばんは。
黒錆加工は赤錆が出来にくくなるそうです。
錆には錆、まさにdekoponさんのおっしゃるその通りで、
悪い錆(赤錆)を良質な錆(黒錆)で制してしまおう!という感じです。
まだ切れ味など試していないのですが、変らないそうですよ。
私も刃物は苦手で、この作業中は
ものすごく緊張しながらしていました。
滑って手を切ったら…などを想像してしまって
震えながら作業していました(笑)。
本当、紅茶とお酢の力ってすごいですね。
面白いなぁって思いました。
黒錆加工は赤錆が出来にくくなるそうです。
錆には錆、まさにdekoponさんのおっしゃるその通りで、
悪い錆(赤錆)を良質な錆(黒錆)で制してしまおう!という感じです。
まだ切れ味など試していないのですが、変らないそうですよ。
私も刃物は苦手で、この作業中は
ものすごく緊張しながらしていました。
滑って手を切ったら…などを想像してしまって
震えながら作業していました(笑)。
本当、紅茶とお酢の力ってすごいですね。
面白いなぁって思いました。